登校拒否を考える親・市民の会(鹿児島) 登校拒否も引きこもりも明るい話


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2004年3月21日 親の会より


3月の例会は初めて参加された2家族を含めて、
38人のかたが交流しました。
 「我が子がムリしているときと、
エネルギーがたまって動き出そうとしているときと、
違いがわかるんですよね。」
「ムリしているときほど、
親はでんと構えなくてはいけないんですよね」
  「昔、我が子が不登校だったとき、
カーっとなって、家のものも壊したり・・・(笑い)、
今、その子どもたちがいなくなって寂しいんですよ。
親の会はその寂しさや、不安の振り子をとめてくれます。」
もう、なんでも話せちゃう親の会に、
笑いがとまらない。
聞き手にも全部共通してることだから
みんなわかりあえるんだものね。
 「過食してて辛いとき、お母さんがやさしく勇気づけてくれるの」
毎回参加するたびに、
あなたの笑顔が増えてきたね。
 参加するたびに、我が子ってたいしたもんだな!
教えられること多いなって感動してしまうんだよね。
 「新学期になったら、2学期になったらと言うんですよねえ・・・」
「でも、直前になると体調が悪くなるんです・・」
 「先輩」のお父さん、お母さんは大笑い。
だって、我が子に「行く」と言われて
苦い体験を繰り返してきたから。
子どもは辛いから、先送りしてそういうのね。
ほんとは、行きたくないから、そう言うのね。
「親は、行く、行くという言葉に惑わされちゃだめなんですねえ・・・」
「一人目の不登校で勉強しても、
二人目のときは・・・と戸惑ってしまうときがあるの。」
「何年たっても、親は往生できないのよねえ」
親の会はなんでも話せるからね。
ほっと安心できるの。
親の会は親がいっぱいエネルギーをもらえるとこだね。
「僕がちょっとおかしいこと言うと、
良ちゃん、それ、おかしんじゃない!とチェックが入ります」
 「僕が愛美に育ててもらっているようなもんです。」
と、良ちゃん。
 「ゆっくり休むことってとっても難しいことなのね」
中学のときから、自分を否定して、あせってばかり。
今、やっと、やっと自分にやさしく、
ゆっくり休むことが出来るようになったの」
 「孫の不登校につきあって、自分の人生まるごとつかっています。
そんなことではだめと言われて、
夫にも少しは目をむけようかと・・・」
 世話人の木藤さん(白いセーター)ちの体験に
「どっしりと構えてるう〜・・・」と感動しちゃった。
10年間閉じこもった息子が、
エネルギーをためた繭ごもりの時期を経て。
いま、ゆっくりと飛び立とうとしてるお話でした。



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Last updated: 2004.3.25
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