登校拒否を考える親・市民の会(鹿児島) 登校拒否も引きこもりも明るい話


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2005年5月 例会より


連休に夫婦ふたりで霧島の韓国岳に登りました。
ほんとうに久しぶりの二人旅行です。
子ども達が家にいることは我が家にとって、
とても自然なこと。
そう確信しています。
辛かったあの日々、子ども達の様子におろおろした日々、
夫婦の関係が壊れそうになった日々、
その月日は、みんな幸せだったんだ、
そう思えるようになったことに
感謝しています。


以前は息子たちが家にいることを心配してたんですよ。
親の会に出会って、そんな不安から少しずつ開放されていきました。

すると、子ども達に私が支えられて、
幸せをいっぱいもらっていることに気が付いたんです。
今ではなんでも話せる間柄です。



 親の会にくるとほっとします。
えーっと、私はいったい何を悩んでいたんだろう(笑い)
・・・
親の会の会報が来ると、
我が家はぽっと明るくなるんです。



 我が家も山あり、谷あり・・・
でも、今、おだやかに、家族仲良く暮らしています。



 夫は仕事を辞めて、第2の人生を送ろうとしています。
仕事上の悩みも、不登校の子が抱えている悩みと同じです。
自分らしく生きたい、という願いは
大人も子どもも同じもの。
たった一度の人生だもの、
自分を大切に生きていきたい、
素直に、優しく受け止めて
自分の人生をせいっぱい生きていこう、
そう、決めています。



 きびしい職場のなかで、やっと夫は単身赴任の生活を終えて
二人の娘と私の待つ家に帰ってきました。
いま、子ども達に受け入れてもらって
我が家の一員になっています。(笑い)

先日、親族のお葬式がありました。
親戚に、「家の手伝いをしています」と言う娘に
肩の力が抜けているなと嬉しくなりました。

おばあちゃんも、娘たちが家にいてくれて
本当に助かったね、と言ってくれます。


 2ヶ月間の闘病生活でした。
体が少ししんどいけれど、
親の会に来て、心の元気をもらおうと思っています。

家族は発病当時はとっても優しくて・・・
えっ、今?
そのときの20%かなあ・・・(笑い)



 離れて暮らすお父さんが、
「ゆっくり休んだらいい、それから何をやりたいか考えたらいい」
と言ってくれました。
おもってもいない言葉だったので、
すっごく嬉しかったです。

今は、お母さんが一日も早く元気になることを願っているの。
(優しいね、まいちゃん)



 あんまり辛くなると、
親の会もどうしようかな・・・なんて思ってしまう。
でも、こうしてみんなの優しさにふれて、
みんなに会えて、
また元気をもらいます。



 妻が亡くなって、辛さがこみあげます。
親の会にくると、
ひとりぼっちじゃないと思えるようになります。
子ども達も、自分の人生を生きていこうとしています。
21日は長女の結婚式、
家族みんなでお祝いです。



 勝己は15歳で、いじめで亡くなりました。
その時、親の会を知っていたら
勝己を救えたでしょう。

生きて、
閉じこもりでも、家庭内暴力でも、非行でも、
なんでもやって、親をいっぱい困らせてほしかった・・・

親の会のおかげで、地獄の日々から抜け出せて
いま、夫婦で励ましあって
勝己のぶんまで生きています。
村方さんの言葉は重い・・・



 高校中退も自分で決めて、届けを出した息子、
いま、ゆっくりと家で休み、力を蓄えようとしています。
家族がいてくれることが
どれだけ私の不安を救ってきてくれたか・・・
ありがたいな、しあわせだなって思う反面、

親離れしていく息子たちに
一方では寂しい・・・(笑い)
自分の存在をこうして確かめるいい機会になりました。

かわいいお母さんは遠く千葉から参加です。



 短大中退、その上バイトまで辞めて・・・
親になんて言われるかとはじめは気を使って
早起きしたり、掃除,、洗濯・・・。
そのうち、自然に私が自分を大切にしようと決めて
気を使わなくなりました。

お母さんが入院したんです。
あなたが家にいてくれて助かったあ・・・って言ってもらえました。
お友達にも、自然に、休学中よ、と言えたんです。
Nさん(19歳)の表情はとっても明るい!



5月の例会も44人参加、
隣の部屋では6人の子ども達があそんでいました。
子ども達も例会がたのしみです。

人生は山あり、谷あり、
喜びも悲しみもあります。
でも、こうしてみんなで話して、笑って、涙しているうちに
心があったかくなってきます。
ひとりじゃないんだ、
みんなといると、
元気をもらえる、生きる力をもらえる、
辛いときほど、親の会が頼りになる・・・
見方を変えれば、とっても幸せなことだったんだと気づく、
だから、こうして毎月、集えるんだよね。


 僕たち3人お友達。
不登校で知り合って、
今は、人生を語る大切な仲間。



 息子への限りない愛情があれば
もう、怖くはありません。
信頼があるから、ほっておく、
愛があるから、見てるだけでいいんです。
春になったら・・・の不安が今はないようですね。



 次男のバレーの試合のとき、
あるお母さんは「うちの子は熱があっても学校に行くというの」
別のお母さんは「うちは熱がないのに行きたくないという」・・・
それを聞いた娘のあおいは
「わたしのうちはね。熱があってもなくても学校行かなくていいんだよ。
いいでしょう!」。あおいちゃんにはかなわないねと大笑い。

「あおいちゃんはね、お母さんとずっと、ゆっくりのんびり暮らせて
よかったよ」と言った言葉がかわいかったです。



 小6の息子と家族3人、いえダス(愛犬)と4人家族、
毎日、こんなに幸せなんだとかみしめています。

うちの家計がくるしくなったときも、
なんとかなる・・・と思ってじっとしていたら、
ほんとになんとかなってしまったの。

親の会で言ってることはその通りだなって・・・





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Last updated: 2005.5.23
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